2010年5月31日月曜日

RAILWAYS

昨日、<書道ガールズ>を観に行った。

うかつにも上映時間を確認していなかったため、

すでに<書道ガールズ>は終わっていた。

・・・と次の上映タイトルは<レイルウェイズ>。

「49歳で電車の運転士になった男の物語」とある。

エリート社員がいろいろあって

故郷の電車の運転士になるというストーリーらしい。

こりゃ、面白いかも。。。

この年齢の方たちの就職支援をしていることも惹かれた理由だった。

上映が始まった。

静かに深く観客を引き込んで行く。

仕事とは何なのか、

家族はどうあるべきか、

どう生きるのが幸せなのか、

とても考えさせられる映画だった。

田園風景の中をひた走る電車に心がなごむ。

あなたに観てほしいRAILWAYSです。

2010年5月30日日曜日

ヤノマミ

読売新聞朝刊に「ヤノマミ(国分拓著)NHK出版」の紹介(書評)がありました。

「善悪や規範を超え、ただ真理だけが存在する世界。
見たくもないものを覆い隠し、汚いものを排除し、
その上で善人ぶる私たちの社会の対極にある」
と、河合香織(ノンフィクション作家)が評しています。

なかなか。
われわれの社会の本質を見抜いているようですね。

私は不意に「善人尚もて往生をとぐ、いわんや悪人をや」を思い出しました。

善と悪・・・興味深いテーマですね。

私たちが生きていくには他者―社会との関わりが必要です。
その関わりはコミュニケーションの形を取り、
「自分」はコミュニケーションをとおして生れるのではないかと思います。

他者との関わりから自分が生れ、成長すると思うのです。

でも、他者は現代社会を生きています。
人間性よりも生産性、効率性を最優先しないとやっていけない。
コミュニケーションは当然、生産性、効率性に規定された質となってしまう。

こうしたコミュニケーションからは、
あなたもその人も自分らしい自分から遠ざかるような気になる。

あなたはさびしい、やるせない。

これではたまらない。
あなたはまたもや他者とコミュニケーションを行い、
自分を取り戻そうとする。

しかしながらその場は生産性、効率性に規定されてしまっています。
またしてもあなたは、自分らしい自分から遠ざかるような気になる。

あなたは安心できない。温かい何かが欲しい。

ラポールコミュニケーションはここを考えていきたいのです。

このことについて「ヤノマミ」から大きなヒントを得られるような気がし、
早速、本とDVD(NHK ヤノマミ ~奥アマゾン原初の森に生きる)を手配しました。

鑑賞後、感想を投稿しますね。

2010年5月23日日曜日

書道ガールズのご紹介

長らくブログに投稿していませんでした。

映画「書道ガールズ」のご紹介です。

わが故郷伊予三島、現在の四国中央市。

折りからの不況で町は活気を失いつつあります。

活気を取り戻したい!

立ち上がったのがこの町を愛する三島高校の書道部女子。

同じ高校出身のいとこからこの映画のことを聞き、
ロードショウが始まればすぐにでも行くつもりでしたが、
今度の土日になりそうです。

You Tubeを検索したら予告が出てきました。
http://www.youtube.com/watch?v=g218x4JRo8I

ところどころ、思い出のある景色に思わず見入ってしまいました。

特に予告最後、海から街の全貌を見渡すその場所は、
なんと、それは私の海でした。

子供のころからずっと泳ぎ、
そして私の子どもとも遊んだ海でした。

懐かしい想いが次々によぎって行きます。
時は過ぎ去れどもあの海で、私はまだ遊んでいたようです。

この海とこの町を舞台にした三島高校書道ガールズ。

閉塞した社会に力と希望をもたらすだろうと期待して、
ロードショウを観に行きたいと思っています。