2011年9月25日日曜日

キャリア・デザイン




昨日、秋晴れの中、F市に出かけました。

40歳代半ば、医療系専門職の女性のキャリア・コンサルティングです。


これまで数回、コンサルティングをしているのですが、

今回からはキャリ・アデザインを始めました。


もともと、現在の仕事に漠然とした不安を覚えて相談が始まりました。

しかし、なかなか不安の特定に至りません。


現時点においては、仕事や経済生活、

また家族関係などに不安を生み出すまでの問題は見出せません。


いろいろと相談を重ねて次の仮説を立てました。


「将来にわたる生活や仕事、あるいは人生に対して、

しっかりした見通しが持てないことが漠然とした不安の原因である」


そこで、相談者の同意を得てキャリア・デザインをすることにしました。


これまで来た道が、どのように「今」を創っているのか、

そして、「今」を基点に将来をどう生きていきたいのか、

これらを基に仕事すなわちキャリアを核にして人生のデザインをするのです。


キャリア・アンカー(自分の最も根幹をなすキャリア上の価値観等)は何か、

現実の世界でどのようにそのキャリア・アンカーを実現するのか、

そういうことをテストやインタビュー(聞き取り)で明らかにします。


このプロセスで不安がどう変化するのか、

或いは不安の特定に至るのか、

少し時間を掛けてやって行くことにしました。


仮説が正しければキャリア・デザインが描けたとき、

不安は解消し、今後の人生を自信をもってやっていけるでしょう。


なお、これらは金井壽宏先生のキャリア・デザインをベースにして行います。


2011年9月19日月曜日

ひえ-っ! トロイの木馬




パソコンを開けたら、

いきなり危険! このパソコンは脅威にさらされています!

とかなんとか、マカフィーのメッセージが出ました。


どこをどう操作したのか、

うろたえていたので覚えていませんが、

とにかくマカフィーが退治してくれたようです。


いやあ、素人には恐ろしい話です。


心当たりと言えば・・・

先日、別のところでフラッシュメモリを開けてもらいました。

今日、そのメモリを開けたときに警告が出たように思います。


明日早速、そのパソコンの管理者と話してみます。


ところで「トロイの木馬」とは、実際にあった話でしたよね。

木馬の中に兵隊を忍ばせて夜、城門の鍵をあけるかなんか。

侵入される方には怖い話ですよねぇ。。。


みなさんもどうか、PCウイルスにはお気をつけください。


2011年9月18日日曜日

キャリア・デザイン 金井壽宏先生(神戸大学大学院)


きのうはキャリア論特別講義に新大阪へ行ってきました。

日本産業カウンセラー協会の主催です。


講師は神戸大学大学院教授 金井壽宏先生。

金井先生はキャリア・デザインでは日本の第一人者なんですよ。


先生の話術は絶妙。

難しい理論を楽しく聞けました。


先生のお話からキャリア・デザイン理論は目下、

各国のキャリア理論家が発展させている最中のようです。


この特別講義から学んだ私の理解を少し述べます。

今後のキャリアコンサルティングに活かしたいと思っています。


社会的役割や職業生活を含む人生をデザインする、

つまりキャリア・デザインをする上では、

まずは2つの概念とその統合が求められる。

その統合されたキャリア・デザインは自己成長、社会発展などにより変化する。


(基盤になる2つのキャリア概念)

・内的キャリア(キャリア・アンカー)
 自分らしい生き方、働き方、意味などに規定される内的に不動な価値観

・外的キャリア(キャリア・サバイバル)
 生活の場に適応するための力、知恵、地位などに規定される社会評価観

つまり、この2つの概念を統合してこそ、

現実的に自分らしく生きていくことができる。

この統合がキャリア・デザインの基盤になる。


(時間軸に動的な2つのプロセス概念)

次に、個人も社会も成長、発展、つまり時間的に変化していっている。

すなわち、時間軸の規定を受けるのである。


自分のキャリアをデザインしようとすれば、

過去を振り返り、未来を見据えて「現在」を把握する。


この時間軸に現れるプロセスに2つの概念、

ドリフト期とトランジション(節目)を位置づける。


ドリフト期では現在のキャリアを肯定的、積極的に自由泳いでいろんな幅をつける。

偶然のチャンスも積極的に取り入れる。


しかし、トランジション(節目)が訪れたら、しっかりとキャリア・デザインする。


つまり、ドリフト期とトランジション(節目)が繰り返され、

キャリアが螺旋状に変化・発展する。


キャリア・デザインについて以上のように理解しました。

間違っていたらどなたかご指摘ください。


金井先生に聞くのが一番でしょうが、

私にはそこまでの勇気はありませんので、ハイ。


 愛犬パーシー(この投稿とは関係ありません)⇒


2011年9月15日木曜日

「献血ルーム京都駅前」


赤十字社の「献血ルーム京都駅前」がパソコン教室と同じビルにあります。


私は献血には、むかし2,3度しか行ったことがありません。

注射が怖いのです。


それも随分前の話なのですが、

献血に行ってその血を見て、

だんだん行く気にならなくなりました。


ここの献血ルームはパソコン教室9階の途中、6階にあります。

同じエレベータですから、

献血に行く人や終わって帰られる人と一緒になります。


何やら気になるので、

献血をする人の表情をそれとなく窺います。


それがどの人もまったくの自然体なのです。


最近は、つい「献血ですか」と声を掛けてしまいます。

すると、ほとんどの人は「ええ。」と短い言葉を返してくれます。


しかも、まったくのところ「普通」に返答されるんですよ。

「すごいですね」と言っても同じなんですね。


私は、この社会を生きる人間は、

生きるために利益、成果などを求めている、

ボランティアにしても最終的には自分たちの利益、

或いは社会、世界、地球の利益につながる、

そういう気持ちがあるからするのだろう、

などと思ってきました。


しかし、この人たちに接するとどうも違うようです。


自分の「血」を全く無償で提供する。

利益も、成果も何も期待しないし、そんな認識さえない。


だから、それがまったく自然に見えるのでしょう。


しかも一日100人近くがここを訪れるというからびっくり仰天です。

私の知らない人たちがたくさんいるんです。


いや、私が知らなかっただけで全国どこにでもたくさんいるんでしょうね。


この人たちはそんな素晴らしい行為を顕示しないから、

私には見えなかっただけなのですね。



みなさんは献血をどう思われますか?


2011年9月12日月曜日

中秋の名月




今夜は中秋の名月。


少し薄雲がかかっていましたが、

それはそれで趣きのあるものですね。


私は、すすきと団子の代わりに、

ワインのほろ酔いで何度か、外に出ては名月を仰ぎました。


今夜、ひときわ明るい満月、

足元は虫の大合唱、至極のひとときでした。


あなたも見事な名月に酔ったのではありませんか?


2011年9月11日日曜日

コミュニケーションは人間の生存形態である




ここ数日、良いお天気です。

本格的に秋の到来が感じられますね。


8月1日投稿「コミュニケーションは人間の生存の仕方である」について、

「匿名」様から書き込みをいただき、

センターからの回答をさせていただいております。


その後、知人からもこの言葉(命題)について質問がありました。


 「コミュニケーションは人間の生存には不可欠である」

或いは、

 「人間はコミュニケーションの中でしか生存できない」

ということになるのか、と。


いえいえ、そういうことを言おうとしたのではありません。

コミュニケーションは「人間の生存の仕方そのもの」と言いたかったのです。


アカデミック調には、次のように言い換えられます。

「コミュニケーションは人間の生存形態である」

ちょっと堅苦しい表現ですが、この方が分かりやすいでしょうか。


今後、コミュニケーションのあれこれについて、

この認識に基づいて考えていきたいと思っています。


2011年9月6日火曜日

バスの運転手さん



今日はスーパーの火曜市です。

PC教室の帰りにワインとイチジクなど買ってバスに乗りました。


しばらくすると乗客の一人が運転手さんに降り場を聞いています。

どうも間違って乗ってしまったようです。


すると運転手さんは次の停留所でバスを止め、

その乗客の方と一緒に降りて丁寧に説明しています。

ほかの乗客もこの状況を温かく見守っています。


本当は運転手は運転席を離れてはいけないのでしょうが、

「ああ、良かった」と何か幸せな気持ちになりました。


さて、今夜のワインとイチジクは一層、美味しかったですよ。