2012年4月22日日曜日

キャリア・コンサルティング技能検定講師




3月半ば、関西カウンセリングセンターの

キャリアコンサルタント養成講座n回同期生でつくる

Mグループに招かれました。

私が2級キャリア・コンサルティング技能検定に合格したとき

Kグループで学習しましたが、

それについて教えて欲しい、というわけです。


私がKグループの学習方法や合格への取り組みをお話しました。

 ・キャリア・コンサルティング理論が同じであること。
 ・同じ目的を持つグループで切磋琢磨すること。
 ・グループでの試験情報の交換をすること。
 ・合格することを明確な目的とすること。
 ・常に本番の試験体制を模して学習すること。
 ・合格に関わらないことには取り組まないこと。
 ・わずかな時間でも試験勉強に当てること。
 ・Kグループはほぼ全員合格(プラス・アルファ)したこと。
 ・第8回試験でMグループ全員の合格を目指すこと。
 などなど。

そしてキャリア・コンサルタント有資格者の

75~80パーセントが落ちる難関を

Mグループ力で突破して欲しい、と訴えました。


みなさん非常にやる気を持たれ、

KグループからにMグループに技能検定対策講師として

指導に来てもらえないか、という話になりました。


そこで、Kグループの仲間にこの話を投げかけたところ、

引き受け手5名が講師にあたる事になりました。


私は講師ではなくコーディネーターとして関わります。


今回、Mグループでの技能検定の挑戦者は15名です。

Kグループ5名で順次、講師として対応します。


私は、キャリア・コンサルタント(標準レベル)の方が研鑽して、

(国家資格)2級キャリア・コンサルティング技能士(熟練レベル)へと、

技能レベルをアップして欲しいと願っています。


より良いキャリア支援のためには日々、研鑽が必要であり、

技能検定への挑戦はその有効な方法である考えます。


しかし試験である以上、合格してなんぼ!です。


第8回2級キャリア・コンサルティング技能検定に

Mグループから何人合格するのか、

Mグループの団結力、Kグループの力量、

鼎(かなえ)の軽重が問われるところです。


Mグループのみなさん、

合格を目指してまっしぐら!でっせ。


2012年4月8日日曜日

シルバーシートとスマホ



昨夕、大阪からの帰りの電車でシルバーシートに座りました。

もうその適齢期に差し掛かっているので抵抗感もさほどありません。


さらにシルバーシートに若い人が平気で座っているからなお更です。

しかし、お年寄りが来れば席を代わるのだろう、

とかすかな期待も持っていました。


ところが新大阪から乗り込んできた人にご老人がおられ、

すぐさまシルバーシートを目当てにやってきました。


隣のボックスのひとつの席が空いていましたが、

そこには「荷物」がわざとらしく置かれています。

どうも若い女性が友達の席を確保しているみたいです。

便利なスマートフォンとやらで連絡を取り合っていたようでした。


その化粧をきれいにした若いハイテク駆使女性は、

そこに座れないだろうかと躊躇しているお年寄りに向かって、

「ここは友達が来ますから」と言っているではないか。


この局面に遭遇されたら、あなたならどうされますか?


1)隣のボックスではあるがそのお年寄りに自分の席を譲る
(ただし、自分がシルバーシート適齢期の人は選択不可)

2)そのハイテク駆使女性を穏やかに諭し、お年寄りに座ってもらう

3)そのハイテク駆使女性を一喝し、お年寄りに座ってもらう

4)他人事だからと無視を決め込む


さて、私はどうしたか。

この記事を投稿しているということは、

1)と4)はあり得ず、2)と3)しかない。


2)を選択したいところですが、3)一喝!でした。

「ちょっと!、その人を座らせてあげな!、ここはシルバーシートやで!!」


一瞬、回りは沈黙に包まれて凍りつき、

私は物言わぬ乗客の海に一人取り残されました。


ただ、荷物は取り除かれ、

80歳に近いと思われるそのお年寄りは座れましたが・・・。


そのハイテク駆使女性は?

その後も悪びれもせず、平然とシルバーシートに座っていましたよ。

きっと、スマホを使ってこの状況を友達に伝えていたことでしょう。


ところでコミュニケーションを研究している私が何故、

「穏やかに諭す」という道を選択しなかったのか。


私も考えますが、

この投稿を読んだ方にも考えていただきたいと思います。