
今夜は車で帰宅しました。
車を降りると不意に、頭上から甘い香りが降り注いできます。
金木犀です。
夕べも匂っていたはずなのに気づいていませんでした。
私が気づこうが気づかまいが、
金木犀は毎年、甘い香りを漂わせます。
はっとしました。
金木犀の香りにも気づかなかったように、
私に向けられる温かいまなざしや優しい気持ちにも、
あまり気づいて来なかったのではないか。
自分が要求するだけであって、
大切なものが見えなかったのではないか。
ちょっと感傷的になった私は、しばし金木犀の香りに包まれていました。

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