2011年9月15日木曜日

「献血ルーム京都駅前」


赤十字社の「献血ルーム京都駅前」がパソコン教室と同じビルにあります。


私は献血には、むかし2,3度しか行ったことがありません。

注射が怖いのです。


それも随分前の話なのですが、

献血に行ってその血を見て、

だんだん行く気にならなくなりました。


ここの献血ルームはパソコン教室9階の途中、6階にあります。

同じエレベータですから、

献血に行く人や終わって帰られる人と一緒になります。


何やら気になるので、

献血をする人の表情をそれとなく窺います。


それがどの人もまったくの自然体なのです。


最近は、つい「献血ですか」と声を掛けてしまいます。

すると、ほとんどの人は「ええ。」と短い言葉を返してくれます。


しかも、まったくのところ「普通」に返答されるんですよ。

「すごいですね」と言っても同じなんですね。


私は、この社会を生きる人間は、

生きるために利益、成果などを求めている、

ボランティアにしても最終的には自分たちの利益、

或いは社会、世界、地球の利益につながる、

そういう気持ちがあるからするのだろう、

などと思ってきました。


しかし、この人たちに接するとどうも違うようです。


自分の「血」を全く無償で提供する。

利益も、成果も何も期待しないし、そんな認識さえない。


だから、それがまったく自然に見えるのでしょう。


しかも一日100人近くがここを訪れるというからびっくり仰天です。

私の知らない人たちがたくさんいるんです。


いや、私が知らなかっただけで全国どこにでもたくさんいるんでしょうね。


この人たちはそんな素晴らしい行為を顕示しないから、

私には見えなかっただけなのですね。



みなさんは献血をどう思われますか?


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