2011年12月27日火曜日

クリスマス・プレゼント



「こんばんは!」


クリスマスの夜、買い物をしていると不意に声を掛けられた。

振り返ると爽やかな青年が大きいカバンを抱えて立っている。


「あっ、A君」

一瞬、み間違えたかと思った。


というのも私の知っているA君は、

あいさつなど、礼儀作法はハチャメチャだったからである。

A君の両親、家族も同様である。

だからA君には余り良い印象を持ってなかった。


「どうしたん、クリスマスに?」というと、

A君は次のように話してくれた。


高校を卒業して就職したけれど、

好きだった「絵」が忘れられない。

家で絵を描くこともあったけれど、

やっぱり大学で絵の勉強をしたい。

4年間、仕事で貯めたお金を学資にして大学へ行こうと思う。

この夏で仕事を辞めて今は画塾の帰りです。


そう語る青年は私の知っているA君ではない。

そこには目標を見つけ、それへ邁進する自信にあふれた青年がいた。


更に、「Kさん、Sさんはお元気にされていますか?」

私の子どもへの配慮も忘れない。

また、話す表情、態度など、すっかり大人である。


職場で身につけたビジネス・マナーが家庭教育を凌駕し、

潜在的に持っていた他者への思いやりなどが開花したのだろう。


「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」


私は人間の自己成長を軽んじていたように思う。

彼と対面した5分間ほどは、

驚きの余り刮目(かつもく)しっ放しだったろう。

人の成長、可能性を無条件に信じることが出来なかった自分が恥ずかしかった。


「センター試験も近いし、風邪などに気をつけて頑張ってな!」

「ありがとうございます。がんばります!」


A君との再会はややもすると奢りそうな私へのクリスマス・プレゼントだった。


みなさんはどんな良いクリスマス・プレゼントを受け取ったでしょうか?


2011年12月10日土曜日

「今、現在」・「時」「時間」



実生活上、時間に追われることも多い。


「時」、「時間」は「今、現在」の実生活にどのように現れるのだろうか。


「時」は過去へと流れ去る、とよく言われる。


「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(方丈記)などは、

過去へと流れ去る「時」を前提して世の実相を綴ったものなのだろうか。


普通の生活の中でも、

『「時」、「時間」は一瞬、一瞬過ぎ去るから大事にしないといけない』

などと言われる。


しかし、私はこの目で「時」が「流れ去っている様子」を見たことがない。


見えるものは、常に「今、現在」の世界であり、

その世界のなかで確かに生存している自分がいる。


むしろ「時」、「時間」は流れ去るのではなく、

常に「今、現在」の中に蓄積して行っている、

と捉えるのが実態にあっているのではないか。


例えば、就職支援をするとき、

「これまでの仕事経験の中から、今あなたの中にどのような仕事力が蓄積されていますか」

「今まで蓄積してきた仕事力をこれから就く仕事にどのように生かしますか」

というように、過去-現在-未来を「時」、「時間」の蓄積と捉えるのです。


こうした経験から、過去の蓄積が常に「今、現在」を創っている、

今存在する世界、今ここにいる自分は「常に実存する」ものであり、

決して「今、現在」は「時」、「時間」によって流れ去るものではない、

と実感するのです。


だからこそ、今の自分、現在の世界の内に過去からの蓄積の意味や法則性を見出して、

未来の自分、未来の世界を描くことができるのです。


このようにして「今、現在」の内に未来を計画的にデザインするとき、

まだ実存しない未来が「今、現在」の内に統合され、

未来を自己のものとして「今、現在」を生きることができる、と思うのです。


2011年12月1日木曜日

1,000円札




昨日、京都市北部のハローワークに就職支援セミナーで出講しました。


参加者の一人に40才代の女性がおられ、

お母さんも一緒にセミナーに参加されました。

なんでも30年近く勤続してきた会社が経営不振のため、

給料の遅配が続き辞めざるを得なくなった、とのことです。


たまたまハローワークに来たところ、

職員さんに勧められてセミナーに参加されました。

というのも、セミナー後に分かったことですが、

今日、履歴書を持って面接にいくことが急に決まったからなんです。


この日のセミナーは、就職活動の基本、及び実践コースです。


私も事情が分かってなかったのと、

例え分かっていてもその方のためにだけ、

翌日の面接に合わせてのセミナーはできません。


終了後、職員さんから事情を聞かされて大慌てで個人教授です。

と言っても、ハローワークは17時15分で閉庁ですから、

近くの喫茶店で履歴書と面接について、

その日のセミナーを土台して2時間近く対策を話し合いました。

親子で一生懸命に話を聞いてくれました。

帰りの電車ぎりぎり、喫茶店を後に駅に向かったのです。


ところが、後ろから必死の形相でお母さんが追いついてきて、

「少ないけど気持ちです」と握りしめた紙包みを渡そうとします。

「お母さん、生活も大変ですのに結構ですよ」

私とお母さん2、3回、押し問答があったのですが、

お母さんのお気持ちをいただきました。


電車に乗って開けてみると1,000円札が入っていました。


厳しい生活の中でのこの1,000円。

お母さん、あなたのお気持ちを無駄にしないよう、

これからも仕事を探される方の力になるよう頑張ります!

1,000円札を前に自然に湧き上がって来る感情でした。


この仕事をして本当に良かったです。

お母さん、ありがとうございました!


2011年11月19日土曜日

webデザイン(HP作成)の教室終了



7月から始めたwebデザイン(HP作成)の教室が

昨日、終了しました。

4ヶ月間、毎朝、毎夕この地下路を歩いて

通学していました。

モダンなデザインと思うのですが、

何やら神聖な気分になっていました。



私は「就職ゼミ」をテーマに制作課題に取り組みました。

キャリア・デザインを職業の戦略と位置づけて、

就職活動を実戦的に考えるものです。


制作は基礎的なホームペーまででしたが、

今回作成したHP「就職ゼミ」を実用に耐えられるよう、

少しずつレベルアップしたいと考えています。

同時にラポール・コミュニケーションのHPもつくって行きたい、と思います。


教室最後になるセレモニーは、

作成したHPを別のコースの受講生にプレゼンテーションするのです。

私は15分の持ち時間、目いっぱいに使いました。

プレゼンテーション中のみなさんの真剣な表情。

そしていろいろ批評をいただきました。

次のように実現を励ましてくれる批評もかなりありました。


 
 「休職中の身には考えさせられる話でした。こういう場が本当にあればいいのにな。。。
  ・・・是非実現して頂きたいと思いました」

 「より良い職業に就く為の手助けを専門の方がして下さる(しかもNPO)というサイトだとすぐに理解できました。
  “40歳から”ということを強く主張されておられましたが、自分をみい出せず未来に不安を持っている若者にも対応してくだされば。。。と思いました。」




このような批評をいただくと、

何とか実現したい気持ちが一層強くなりました。


最後には立派な終了証をいただき終了式。

受講生と講師でヨドバシカメラにあるケーキ屋さんで打ち上げをしました。


みなさん、やりあげた満足感にあふれる表情、

そしてこれからの夢を語り合いました。


みんな、これからどのように活躍するのか、楽しみです!


2011年11月10日木曜日

一人の芸術家



今週初め、一人の芸術家が鹿児島に帰られました。


京都のS芸術大学で美術を学んだ後、

渡米して10数年、彫刻の勉強をされた方です。


たまたま彼がアルバイトをしていた喫茶店で知り合いになりました。


芸術家の一つのタイプでしょうか、

透明感のあるすっきりとした感じの方でした。


自ら編み出した撮影技法で写真を撮っておられ、

今春には京都で個展を開かれました。

彼の個性が充分に感じられる写真ばかりでした。


鹿児島に帰られる前日にお会いしました。

そのとき貴重な作品2点をいただきました。





一生、大切にしたいと思っています。





一人の有能な芸術家が京都を離れるということは、

日本の芸術環境がいかに貧しいものか、なのでしょうね。


私が以前、国立民族学博物館に勤めていたとき、

傍にあった美術館が無くなりました。


橋下徹(前)大阪府知事が入館者数が少ない、

と言う理由からつぶしたようです。


美術館よりも経済優先ですか。

何ともお寒い文化行政じゃ、ありませんか。

その行政感覚の彼が大阪市長に立候補しているのですよね

・・・


いっぽう鹿児島に帰られた芸術家の彼は、

「今後も制作活動を続けて行きたい」

と芸術活動の抱負を語っておられました。


私には何もできないけれど、

彼の活躍を祈るばかりです。


鹿児島でも頑張ってくださいね!

君ならきっとできますとも!


2011年11月3日木曜日

秋祭り



今日は文化の日、朝から天気も良し。


「秋祭りで教室でもコーヒーを販売する」

と手芸教室をされている知人からお聞きしていましたので、

「よっし!」と京北町へ足を伸ばしました。


お宅(教室)には生徒さんほか、

沢山の方が入れ替わり来られていました。


すぐ近くのまつり会場に行ってみると、

地元の野菜、米、柿、栗などの農作物のほか、

木製家具や鉄製のストーブなど並べられ地元色一色。


中央舞台では京北町の和太鼓クラブの演奏。



お祭り気分が盛り上がります。


みんな生き生きと楽しそうです。

大人も子どももみんなみんな地元を愛しているのだなあ。。。





私も知人宅でいろんな方とお会いできました。

初めてお会いする方ばかりでしたが、

やっぱりお祭りでしょうね、楽しかったです。


同じ関西カウンセリングセンターで学んだ方とも知り合いになり、

メンタルの話、キャリアの話で盛り上がりました。


祭りは不思議ですね。

どうしてこう、気分が弾むのでしょうね。

2011年10月28日金曜日

キャリア・コンサルティング 薬膳講師




先日、薬膳講師を始めた方にキャリア・コンサルティングでお会いしました。

この方は以前、仕事や薬膳への興味などで職業相談をした人です。


現在は、国際薬膳食育師3級、ハーブコーディネーターの資格を有され、

福知山市で「薬膳キッチンぷらむ」を立ち上げておられます。

   
最初お会いしたとき、綺麗な人だと思いました。

しかし、彼女の次の言葉には驚きました。


「実は私、16キロ減量したのですよ」


あまりの事に思考が定まらないままお話をお伺いすると、

食事を改善することによって「減量に成功した」、

それも食材や調理、無理のない食事の仕方を心がけただけ、

とおっしゃいます。


実はこのことが薬膳に興味を持ったきっかけだったそうです。


私は、「なるほど、これはいける」と答えたように思います。


女性たちは、減量してキレイになりたい… リバウンドと闘いながらも、

美の追及に余念がありません。


最近は男性もメタボ対策に真剣です。


何回か、相談を重ねるうち、

ご自身はほんとうに薬膳に興味があることが明らかになりました。

そして薬膳を職業とするためのコンサルティングに進みました。


それからは薬膳の資格試験の勉強を始めながら、

薬膳を職業にするための課題達成、タイムスケジュールなど、

コンサルティングは順調に進んでいきました。


私が本年5月、今後のご成長を祈りつつ、

ジョブパークを退職するころには、

薬膳への具体的な取り組みが始まっていました。


先日、思いがけず福知山の本屋さんでばったりお会いしましたところ、

「いつか必ず会えると思っていました」と喜んでくれました。


知人、友人の主催する健康セミナーで薬膳の講師をすることになった、

と声を弾ませておられました。


そして今後、キャリア・コンサルティングを希望されました。


先週、お会いしたときには、

セミナーで薬膳講師として使った資料を拝見しました。

「寒体質と熱体質 体質チェックシート」などしっかりと資料が用意され、

薬膳に取り組まれる熱意が確認できました。


個人のお宅へ伺っての「ミニ出張教室」も始められているようですよ。

健康、体質改善・・・そして極めつけは減量に成功です!


ご興味があれば「薬膳キッチンぷらむ」0773-23-9108 にご連絡してみませんか。


2011年10月15日土曜日

柴栗



今日は兵庫県加東市の歯医者さんに行ってきました。

兵庫教育大学附属図書館に勤務していた頃にお世話になり、

先生の腕がとても良い上に治療態度が優しいので、

その後もずっと行っています。


さて、加東市からすぐのところに東条湖ランド(現在は「おもちゃ王国」)があり、

近くにミニ別荘地「湖水苑」があります。

当時、官舎のほかに身のほど知らず、ここの別荘を借りていました。


歯医者さんの帰りに不意に懐かしい気持ちになって湖水苑を回り道しました。






子どもを連れてよく遊んだ湖水です。









その近くの雑木林に柴栗があり、道路にいっぱい栗の実が落ちています。

思わず、その小さな栗を拾いました。




     子どもとは一緒ではありませんでしたが、

     一人で拾っている気がしないのが不思議でした・・・






柴栗は一週間、冷蔵庫に寝かせて澱粉を糖分に変え、

甘味を増やしてから栗ご飯にするつもりです。


2011年10月10日月曜日

黄金の波



連休、みなさんはいかがされましたか。

3日間とも気持ちの良い秋晴れ。

きっと連休を楽しまれたことと思います。


私は「電話相談」の研修があったのですが、

実家の伊予三島市(現 四国中央市)へ帰ってきました。


連休初日、穏やかな秋晴れ!

そこは軟弱なもんで・・・「研修などやっとれるか」

急遽、予定を変更して遊びに帰ったわけです。


高速道路は混んでいるようなので、

姫路まで地道を走りました。


途中、お米の刈り入れが盛んに行われていました。

黄金の波のなか、家族総出の作業です。



こころ和む風景です。

これらに出会えただけで研修をサボった甲斐がありました。


伊予三島市では親孝行になるのかなあ?、

老いた母親を別子銅山の下流、富郷(とみさと)渓谷に連れて行きました。


私が若いころは仕事でこの辺をジープで走り回っていたんですよ。


山あいに「藤原」という数十軒の村落があります。


車を降りて少し散歩しました。
















この村落の人はどのような思いで暮らしているのだろう。

息子や嫁、孫との生活は?

そんなことを考えていると、何かこみ上げてくるものがありました。



そこからの帰りがけ、近くに山ぐみがありました。



子どものころ、ぐみがとても好きでした。

私の子どもみんな、ぐみが好きです。


小さな赤い実を一粒、口に含みました。


少し渋みが残るほのかに甘い実。

数々の思い出がよぎって行きました。




こうして3日間、ほんとうに贅沢な時間を過ごすことができました。

2011年10月1日土曜日

金木犀



今夜は車で帰宅しました。

車を降りると不意に、頭上から甘い香りが降り注いできます。

金木犀です。


夕べも匂っていたはずなのに気づいていませんでした。


私が気づこうが気づかまいが、

金木犀は毎年、甘い香りを漂わせます。


はっとしました。


金木犀の香りにも気づかなかったように、

私に向けられる温かいまなざしや優しい気持ちにも、

あまり気づいて来なかったのではないか。


自分が要求するだけであって、

大切なものが見えなかったのではないか。


ちょっと感傷的になった私は、しばし金木犀の香りに包まれていました。


2011年9月25日日曜日

キャリア・デザイン




昨日、秋晴れの中、F市に出かけました。

40歳代半ば、医療系専門職の女性のキャリア・コンサルティングです。


これまで数回、コンサルティングをしているのですが、

今回からはキャリ・アデザインを始めました。


もともと、現在の仕事に漠然とした不安を覚えて相談が始まりました。

しかし、なかなか不安の特定に至りません。


現時点においては、仕事や経済生活、

また家族関係などに不安を生み出すまでの問題は見出せません。


いろいろと相談を重ねて次の仮説を立てました。


「将来にわたる生活や仕事、あるいは人生に対して、

しっかりした見通しが持てないことが漠然とした不安の原因である」


そこで、相談者の同意を得てキャリア・デザインをすることにしました。


これまで来た道が、どのように「今」を創っているのか、

そして、「今」を基点に将来をどう生きていきたいのか、

これらを基に仕事すなわちキャリアを核にして人生のデザインをするのです。


キャリア・アンカー(自分の最も根幹をなすキャリア上の価値観等)は何か、

現実の世界でどのようにそのキャリア・アンカーを実現するのか、

そういうことをテストやインタビュー(聞き取り)で明らかにします。


このプロセスで不安がどう変化するのか、

或いは不安の特定に至るのか、

少し時間を掛けてやって行くことにしました。


仮説が正しければキャリア・デザインが描けたとき、

不安は解消し、今後の人生を自信をもってやっていけるでしょう。


なお、これらは金井壽宏先生のキャリア・デザインをベースにして行います。


2011年9月19日月曜日

ひえ-っ! トロイの木馬




パソコンを開けたら、

いきなり危険! このパソコンは脅威にさらされています!

とかなんとか、マカフィーのメッセージが出ました。


どこをどう操作したのか、

うろたえていたので覚えていませんが、

とにかくマカフィーが退治してくれたようです。


いやあ、素人には恐ろしい話です。


心当たりと言えば・・・

先日、別のところでフラッシュメモリを開けてもらいました。

今日、そのメモリを開けたときに警告が出たように思います。


明日早速、そのパソコンの管理者と話してみます。


ところで「トロイの木馬」とは、実際にあった話でしたよね。

木馬の中に兵隊を忍ばせて夜、城門の鍵をあけるかなんか。

侵入される方には怖い話ですよねぇ。。。


みなさんもどうか、PCウイルスにはお気をつけください。


2011年9月18日日曜日

キャリア・デザイン 金井壽宏先生(神戸大学大学院)


きのうはキャリア論特別講義に新大阪へ行ってきました。

日本産業カウンセラー協会の主催です。


講師は神戸大学大学院教授 金井壽宏先生。

金井先生はキャリア・デザインでは日本の第一人者なんですよ。


先生の話術は絶妙。

難しい理論を楽しく聞けました。


先生のお話からキャリア・デザイン理論は目下、

各国のキャリア理論家が発展させている最中のようです。


この特別講義から学んだ私の理解を少し述べます。

今後のキャリアコンサルティングに活かしたいと思っています。


社会的役割や職業生活を含む人生をデザインする、

つまりキャリア・デザインをする上では、

まずは2つの概念とその統合が求められる。

その統合されたキャリア・デザインは自己成長、社会発展などにより変化する。


(基盤になる2つのキャリア概念)

・内的キャリア(キャリア・アンカー)
 自分らしい生き方、働き方、意味などに規定される内的に不動な価値観

・外的キャリア(キャリア・サバイバル)
 生活の場に適応するための力、知恵、地位などに規定される社会評価観

つまり、この2つの概念を統合してこそ、

現実的に自分らしく生きていくことができる。

この統合がキャリア・デザインの基盤になる。


(時間軸に動的な2つのプロセス概念)

次に、個人も社会も成長、発展、つまり時間的に変化していっている。

すなわち、時間軸の規定を受けるのである。


自分のキャリアをデザインしようとすれば、

過去を振り返り、未来を見据えて「現在」を把握する。


この時間軸に現れるプロセスに2つの概念、

ドリフト期とトランジション(節目)を位置づける。


ドリフト期では現在のキャリアを肯定的、積極的に自由泳いでいろんな幅をつける。

偶然のチャンスも積極的に取り入れる。


しかし、トランジション(節目)が訪れたら、しっかりとキャリア・デザインする。


つまり、ドリフト期とトランジション(節目)が繰り返され、

キャリアが螺旋状に変化・発展する。


キャリア・デザインについて以上のように理解しました。

間違っていたらどなたかご指摘ください。


金井先生に聞くのが一番でしょうが、

私にはそこまでの勇気はありませんので、ハイ。


 愛犬パーシー(この投稿とは関係ありません)⇒


2011年9月15日木曜日

「献血ルーム京都駅前」


赤十字社の「献血ルーム京都駅前」がパソコン教室と同じビルにあります。


私は献血には、むかし2,3度しか行ったことがありません。

注射が怖いのです。


それも随分前の話なのですが、

献血に行ってその血を見て、

だんだん行く気にならなくなりました。


ここの献血ルームはパソコン教室9階の途中、6階にあります。

同じエレベータですから、

献血に行く人や終わって帰られる人と一緒になります。


何やら気になるので、

献血をする人の表情をそれとなく窺います。


それがどの人もまったくの自然体なのです。


最近は、つい「献血ですか」と声を掛けてしまいます。

すると、ほとんどの人は「ええ。」と短い言葉を返してくれます。


しかも、まったくのところ「普通」に返答されるんですよ。

「すごいですね」と言っても同じなんですね。


私は、この社会を生きる人間は、

生きるために利益、成果などを求めている、

ボランティアにしても最終的には自分たちの利益、

或いは社会、世界、地球の利益につながる、

そういう気持ちがあるからするのだろう、

などと思ってきました。


しかし、この人たちに接するとどうも違うようです。


自分の「血」を全く無償で提供する。

利益も、成果も何も期待しないし、そんな認識さえない。


だから、それがまったく自然に見えるのでしょう。


しかも一日100人近くがここを訪れるというからびっくり仰天です。

私の知らない人たちがたくさんいるんです。


いや、私が知らなかっただけで全国どこにでもたくさんいるんでしょうね。


この人たちはそんな素晴らしい行為を顕示しないから、

私には見えなかっただけなのですね。



みなさんは献血をどう思われますか?


2011年9月12日月曜日

中秋の名月




今夜は中秋の名月。


少し薄雲がかかっていましたが、

それはそれで趣きのあるものですね。


私は、すすきと団子の代わりに、

ワインのほろ酔いで何度か、外に出ては名月を仰ぎました。


今夜、ひときわ明るい満月、

足元は虫の大合唱、至極のひとときでした。


あなたも見事な名月に酔ったのではありませんか?


2011年9月11日日曜日

コミュニケーションは人間の生存形態である




ここ数日、良いお天気です。

本格的に秋の到来が感じられますね。


8月1日投稿「コミュニケーションは人間の生存の仕方である」について、

「匿名」様から書き込みをいただき、

センターからの回答をさせていただいております。


その後、知人からもこの言葉(命題)について質問がありました。


 「コミュニケーションは人間の生存には不可欠である」

或いは、

 「人間はコミュニケーションの中でしか生存できない」

ということになるのか、と。


いえいえ、そういうことを言おうとしたのではありません。

コミュニケーションは「人間の生存の仕方そのもの」と言いたかったのです。


アカデミック調には、次のように言い換えられます。

「コミュニケーションは人間の生存形態である」

ちょっと堅苦しい表現ですが、この方が分かりやすいでしょうか。


今後、コミュニケーションのあれこれについて、

この認識に基づいて考えていきたいと思っています。


2011年9月6日火曜日

バスの運転手さん



今日はスーパーの火曜市です。

PC教室の帰りにワインとイチジクなど買ってバスに乗りました。


しばらくすると乗客の一人が運転手さんに降り場を聞いています。

どうも間違って乗ってしまったようです。


すると運転手さんは次の停留所でバスを止め、

その乗客の方と一緒に降りて丁寧に説明しています。

ほかの乗客もこの状況を温かく見守っています。


本当は運転手は運転席を離れてはいけないのでしょうが、

「ああ、良かった」と何か幸せな気持ちになりました。


さて、今夜のワインとイチジクは一層、美味しかったですよ。


2011年8月30日火曜日

秋の気配



もうすっかり秋の気配ですね。

夜、布団に入ると、

虫の合唱に気づきます。


私は最近、京都駅前のパソコン教室にて、

WEBデザイン、つまりホームページ作成の勉強に取り組んでいます。


HTML、XHTML、CSSなど、

聞きなれない用語に朝から翻弄されているんですよ。


アナログの脳みそにデジタルの鞭が容赦なく降り注がれます。


それも優秀なる美人講師のしなやかな鞭ですから、

歯を喰いしばって耐え抜くしかありません。


 恐るべき 君等の乳房 夏来る  (西東三鬼)


そしてやっと秋が訪れたのです。


そんなこんなでなかなかブログの更新ができません。

2011年8月1日月曜日

コミュニケーションとは



コミュニケーションは人間の生存の仕方である。


コミュニケーションって一体何なんだろう?

あれこれ考えてきましたが、

この言い方がしっくりきました。


2011年7月30日土曜日

ラポールコミュニケーションの成立要件



今日は用事で神戸花隈に行きました。

花隈には他に大きな楽しみがあります。

「朝日食堂」でお昼ご飯を食べることです。


お店の前にはいつものように行列が出来ています。

それも真夏の陽光に打たれながらですが、

今日は時々、曇ったので助かりました。


「朝日食堂」はとにかく美味しい、ボリューム満点、しかも安い。

味も盛り付けもお店の雰囲気も素朴。

店員さんも変に飾り気のない率直な応対で気持ちがいいですよ。


やっと順番が来ました。



満席なので若いカップルとの相席になりました。

目の前で二人、楽しそうに食べいます。

ここは邪魔しないように気遣って素知らぬ振りをしていました。


男の子が連れの女の子に自分の料理を渡しています。

その度に女の子からは「う~ん」、「わ~」と感動の言葉、

いや「忍び音」のように言葉が洩れます。


なるほど、ほんとうに食べるのが好きなカップルなのだ。

では、ラポールコミュニケーションが成立する。


「ここのお店、美味しいでしょう」と問いかける。

すると、二人とも弾けるような笑みを湛えて「ホント!美味しいですよね」


二人はグルナビでこの食堂の噂を知り、

大阪から食べに来たとのこと。

私も食べることはこだわります。


二人は食べ歩きをしていること、

私が亀岡から来ていること、

女の子が「先ほど、ケータイで写真を撮っていましたよね、食べるのが好きな人だと思いました」


旧知の間柄のように話が弾みます。


「楽しいおしゃべりと美味しい料理があれば他には何もいらないよねえ」

こんな人生究極の目的と言えることにも同感し合いました。


「食べることが好き」という共通基盤によって、

今日は楽しい昼食を満喫しました。


ラポールコミュニケーションの成立要件には共通基盤が必要なのです。


2011年7月24日日曜日

天神祭り


所用で大阪の南森町に行ったところ、

天神橋筋商店街がいつもと様子が違います。

なんと!運よく今日から天神祭りだったのです。

本日は宵宮。

用事を済ませてすぐ商店街に入りました。

浴衣を着たテレビ大阪の女子社員さんからうちわをもらい、

天神さんが祭られている天満宮まで、

すっかりお祭り気分で歩きました。


お囃子が流れる中、

金魚すくいやわたがしにむらがる子どもたち、

浴衣やはっぴ姿で天満宮に向かう一群、

祭り、祭り、祭り。


時間とともにどんどん人の波が大きくなります。


天満宮では軽快なだんじり囃子に乗って、だんじり競演。

お祭り気分が盛り上がります。


私もだんだん気分が高揚し、

いつしか祭り人。

たっぷりとお祭り気分に浸りました。


帰りがけ天満宮入り口横に落語の「繁盛亭」見つけました。


ああ、ここだったのか。

早速知人に携帯メールで知らせたところ、

すぐに「笑いに来よう」とまとまりました。


お祭り、いいですねえ。

勇気と力と運気が漲ります。


このパワー、日本中に届け!

2011年7月12日火曜日

ロボットとのコミュニケーション

いやあ、猛暑になりましたね。

夜、暑くて寝付けません。

あれこれしている内、

ロボットとのコミュニケーションについて考えていました。

それで余計に眠れなくなってしまいました。

もういいや、朝まで起きていよう、

と思っているうち、朝まで眠っていたようです。


中学生のころ、人間とロボットとの愛情の本を読んだ記憶があります。


新しいロボットに取り替えたいのですが、

古いロボットに愛着を持ってしまった持ち主との物語です。


最後は事故で亡くなった持ち主の墓前を動こうとせずに朽ち果てていくロボット。

誰しもその古いロボットを撤去しようとしない。


かなりの衝撃を受けた物語でした。


あれから半世紀の歳月が流れました。


今、ロボットがいろんな方面で活躍し、

ロボットとのコミュニケーションも盛んに研究されています。


もし、遠い昔に読んだロボットの物語がほんとうに再現できるなら・・・

でも、私の答えは、NO!


いつか、その理由を書きたいと思います。


ロボットと愛情の交流やコミュニケーションが可能なのか、否か。


みなさんも一緒に考えて見てください。

寝付けない夜、更に寝付けなくなること請け合いですよ。


2011年7月6日水曜日

美山

京北町周山(京都市右京区)の知人を訪ねました。

お宅は渓流沿いにあって涼しいんですよ。

その上、空気もおいしい。

日ごろのストレスなど、吹っ飛んでしまいます。


さて、前々から周山から少し奥、

「美山町」が気になっていました。

そこで無理を言って案内してもらいました。


美山に着くと目を見張りました。

そこには子どものころの風景がひろがっています。


美山の村落は駐車場から数百メートルです。

そこまで歩くのに不思議に疲れを感じません。

うれしくて興奮していたからかもしれませんね。


かやぶき屋根を眺めながらのぼり勾配を歩いていたら、

澄み切った生活用水路が目に飛び込んできました。



思わず水路に下り、水をすくい上げます。

冷たいあの感触がよみがえってきました。


しばらく行くと民俗資料館があります。

内部の展示物は何とも懐かしい。

ああ、あの日の時間がそこにある。


私たちは、何故に時間をさかのぼるのでしょう。


それらを越えて生活を改善してきたのではないのか。

将来を拓くために乗り越えねばならない桎梏だったのではないのか。


次々と人々は訪ね来る。


当時の生活のかけらも知らない若者も訪れる。

単なる感傷だけでこの地まで人を呼び寄せられるものではない。


現在は何か、

自分は誰か、

どこから来て、

どこに行くのか。


そんな人間存在の根源にせまれるからなのでしょうか。


2011年6月24日金曜日

「小西流」非カウンセラーによる対人援助技法



関西カウンセリングセンターの特別研修会に行ってきました。

研修は、「小西流」非カウンセラーによる対人援助技法なるものです。


講師の小西勝之先生は社会福祉法人コミュニティキャンパスの主宰者です

なかなかに聞き応えのある研修でした。

ただ、カウンセリング技法の枠を外しての対人援助なので、

充分には理解できませんでしたが、

当ラポールコミュニケーションセンターの基本的観点と共通するものがあります。

小西さんのメッセージの一部を紹介します。
 日本に蔓延している「目先の価値観」(便利や心地の良い物質文明等)の中ですっぽり嵌っている私達日本の住民。小西は12000年ほど日本列島で醗酵してきた「日本人の原始心性」を頼りにこれまで生きてきました。人間種が700万年賭けて体内に深くため込んできた豊かな「DNA」を私達はもう一度掘り起こしてみよう。

研修は講師、受講者の相互交流で、基本的に対等の関係で進められました。
なかなかに良いものですね。

小西さんは次のことを伝えようとしていたと思います。
 本音でクライアントに対すること、
 そして自分なりの手法で対応する、
 すなわち本物が役に立つ。
 そのためには定式に捉われず、自分なりの免許皆伝を得てください。
そしてこういうことをとおして最終的に日本を元気にしたい。


参加者は15,6人でしたが、ほんとうに楽しかったです。

帰りは池田のラーメン屋さんで熊本ラーメンを食べました。

味の濃いラーメンです。ちょっと塩が効きすぎか?

それにしても充実感があったので一段と美味しく思いました。


2011年6月23日木曜日

哲学者は淋しい甲蟲(かぶとむし)である


我が家の裏には木々が好きなだけ繁っている。

初夏からは夜、灯りに虫が集まるので、

外灯の下に虫取りの水おけを置いている。


ところが昨夜、珍客が水浴して気絶したらしい。

カブト虫である。


朝、気がついたので慌てて縁台においておいた。

昼ごろ見に行くと生き返っている。


外の木に移してやろうと手を出すが、

なんと!角を振りかざしてくるではないか。

ウーム、根性のあるやつだな。


何とか、裏の山に戻したが大丈夫だったろうか。


そうだ、そういえばこんな言葉があったなあ。

「哲学者は淋しい甲蟲(かぶとむし)である」-ゼームス-

若いころ、したり顔で言っていた。

思い出して気恥ずかしい・・・


それはそうと昨今は哲学者に砕けた人もいる。

有名な哲学者でO大学の学長さん、

芸者遊びにも造詣が深く、

今年のセンター試験には京町家に関する文章が出ていたように思う。


何はともあれ、カブト虫君、もう来るなよ。

今度やってきたなら、

芸者遊びに連れて行かにゃあならんから。


2011年6月17日金曜日

Kさん


少し前までキャリア・コンサルティングしたKさんから電話をいただきました。


弾んだ声です!


「今日、A社から内定の連絡がありました!真っ先に宮崎さんにご報告したかったです!」



思えば、Kさんと最初にお会いしたのは、昨年の12月でした。


「1年間ほどハローワークで就職活動していました」と訴えられます。

お話をお伺いすると、どうも就職活動のポイントがわからないようです。

そこで、就職について基本から考えていくことにしました。

自己理解から始めて、応募書類作成、面接対策など、

しっかりと取り組んでもらいました。


そして2月末ころまでに何社か応募されました。

辞退されたところもありますが、

なかなか採用が決まりません。

しかし、就職活動のスキルはしっかり身に付けられ、

後はどんどん挑戦するのみ、というレベルまでに達しておられました。


このころには私の役割は、共に喜び、共に悲しむ、

Kさんのお気持ちに共感し、就職へのモチベーションを支えていく、

そんなコンサルティングをすることでした。


そのころからKさん自身でも次々に応募されて行かれました。


5月連休明け、私がジョブパークを去る日、最後のお話をしました。

このときには最初にお会いしてから半年が経っていました。


「何故、この方が採用されないのだろう、

しかし、きっとKさんの良さを見つけてくれる会社があるはずである」

私にはそんな確信のようなものがありました。


一生懸命、ひたむき、正直、まじめなKさん、

それだけに感情も豊かでよく涙をこぼされたKさんでした。


「宮崎さんがジョブパークにいらっしゃる間に採用の報告をしたかったです」

Kさんはそう言ってくれました。

私に思わず熱いものが込み上げました。

コンサルタント冥利に尽きるとはこのことです。


そして今日、うれしい報告がありました。

私も大いにはしゃいでいただろうと思います。


良かった、ほんとうに良かった。

よく頑張ったね、Kさん。

就職活動で苦労して得たことを今後、仕事に生かしてくださいね!

約束ですよ。


2011年6月10日金曜日

手塚治虫のブッダ


今日は川原町三条にある映画館MOVIXで

「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」を観てきました。

映像や音響はさすが、シネマ!でしたが、

観たかったものが描かれていませんでした。

注目していたのは、ヘッセ作「シッダールタ」最終章にあたるゴーヴィンダとの会話でした。

 ・あらゆる真理は、その正反対も同様に真理
 ・真理というものは、それが一面的である場合にのみ、
  表現することができ言葉に包まれ得る。
 ・「時」は実在しない。
 ・世界はあらゆる瞬間に完全
 ・そして「物」を私たちは愛することができる。
  けれど言葉を私たちは愛せない。
 ・仏陀の行為と生活のほうが仏陀の説法よりも重要

しかし、映画の内容はブッダ(仏陀)であるゴータマ・シッダールタが、

出家するまでの苦悩とか、いきさつまででした。

ただ、「ブッダ」と謳っているからには、

これは序幕にあたるものではないのでしょうか。

映画館を出て少し気落ちしながら寺町通りを帰っていると、

ふと洒落た喫茶店に気がつきました。

上島珈琲寺町店です。

学生のような感じの人がパソコンを開いて勉強したり、

常連だろう2人づれとか友人同士が屈託のない談笑をしていて、

なかなかに良い雰囲気でした。

特筆すべきは店内には日本風の中庭があることです。

何でも町家を改造して造ったとか。

映画にはがっかりしましたが、やっぱり京都ですよねぇ。

周辺には結構、お洒落な店や画廊、書店などがあります。

これからは、この辺の探索も良いなあ、と思ったりしています。


 追加 どうも腑に落ちないので調べてみると、
    この映画は「手塚治虫のブッダ」全三部作の第一弾ということのようです。
    なるほど、これなら納得できます。
    ほんと、ちゃんと調べないで恥ずかしいです!

2011年6月4日土曜日

農家の軒先で売っている野菜



夕方の散歩には一つの楽しみがあるんですよ。

必ず、四、五百円ほどの小銭を持って出かけます。

目当ては農家の軒先で売っている野菜です。

スーパーよりもずっと安いし、美味い!

散歩は癒されるし健康にも良いのですが、

どこか貧乏根性なのか、目に見える良いことはないか、

そんなことを思っているのでしょうね。

この欲求を満たしてくれるのが直販野菜です。

先日は新たまねぎを2束、買いました。

たっぷりぶら下がっていて、たったの300円。

家に持ち帰って縁台の天井に吊り下げました。

その日の夕食はたまねぎたっぷりのカレーライスでした。

もちろん、散歩では行き交う人との一言のあいさつは最高です!

散歩は別の町内、村内なので、

散歩を始めたころはいぶかしがられたかもしれません。

今では顔も覚えられたみたいで、

たまにおしゃべりすることもあります。

今日も青田をわたるやわらかな風に包まれて、

夕日のなか、至極のときを味わいながらの散歩でした。

あなたにもちょっとだけでも散歩する時間、あればいいですね。


2011年5月22日日曜日

田植え



夕方、いつものように散歩に出かけました。

あちこちで田植えです。

田の面(も)に新緑が映えています。

しばし見とれている私は稲田を渡る風に包まれていました。

なぜか遠い昔からずっとここにたたずんでいるような気がしました。

2011年5月19日木曜日

貝笛 頭を良くする?




伊藤軒という京都の会社が作っている「貝笛」です。

子どものころ、欲しかったです!

でも、手にすることはありませんでした。

このお菓子は貝殻に入っている黒糖ニッキを

もう片方の貝殻で削り取って食べるのです。

やってみると、少しずつしか削り取れません。

わずかに削り取った黒糖ニッキを口に運ぶと、うす甘くてニッキの香りが口中に漂います。

なんか、お菓子の原点に出会った見たいです。

貝殻で黒糖を削り取る作業が結構、難しいんですよ。

子どもにとっても決して食べ過ぎることはありません。

食べたい一心で削り取るから頭を良くするんじゃないかなあ。。。

茂木健一郎さんに一度、聞いてみたいですね。

あなたにも肥満予防にお勧めの一品です!

それから食べた後は貝に穴を開けて笛にも出来るんですよね。

どんな音色がするんでしょう、楽しみです。

2011年5月13日金曜日

喫茶らくがき



昨日、福知山の大江町にある喫茶らくがきに知人と行きました。

絵を勉強されている人の紹介です。




写真は森畑先生と絵のある喫茶内です。


店内にはあちこち、お店を経営しているご夫婦の絵が飾ってありました。

お二人は新槐樹社に属しておられる画家です。
 http://www.shinkaijusha.jp/1.html

森畑哲夫先生と三家明子先生です。

ただ無粋にもこんな素敵な芸術空間で泥臭い就職の話をしていたのです・・・

帰りがけに喫茶店内の絵をじっくりと鑑賞しようとしたのですが、

抽象画なので素人にはどう観たら良いか。。。

すると森畑先生が説明をしてくれました。

絵は技法とかの外形とそこに気持ちを込める内容で出来ているが、

先生の絵の教室では気持ちをキャンバスに開放する、

何よりも楽しさを重視しているのだそうです。

そう説明をしてくれる先生の目は輝いていました。

日常が絵とともにある、いやあ贅沢ですよね。

2011年5月10日火曜日

会話=おしゃべりはどのように機能するのか



本年元旦から投稿出来ずにいました。

というのももっぱら就職支援の仕事に追われていました。

その上3時間の運転での通勤でした。

しんどかったです。

仕事の大半はコミュニケーションです。

来る日も来る日もおしゃべりに明け暮れていると、

やっぱりコミュニケーションについて考えが深まりますね。

しかも就職支援、つまりは就職に結びつく会話なのです。

会話=おしゃべりはどのように機能するのか、

深いところまで考えてしまうのです。

それを就職支援に実践、という具合です。

これから少し、時間がつくれそうなので、

ぼつぼつ投稿していきたいと思います。

2011年1月1日土曜日

跳ねよう!



どこから?

自分の束縛。

見栄 体裁 世間体 他人の目 格好 ・・・ 


どこへ?

自分が望むところ。

仕事 恋人 歌 海 山 ・・・ 


跳ねよう もっと!

跳ねよう 一直線!


跳ねてあなたの世界を創る!