2011年9月25日日曜日

キャリア・デザイン




昨日、秋晴れの中、F市に出かけました。

40歳代半ば、医療系専門職の女性のキャリア・コンサルティングです。


これまで数回、コンサルティングをしているのですが、

今回からはキャリ・アデザインを始めました。


もともと、現在の仕事に漠然とした不安を覚えて相談が始まりました。

しかし、なかなか不安の特定に至りません。


現時点においては、仕事や経済生活、

また家族関係などに不安を生み出すまでの問題は見出せません。


いろいろと相談を重ねて次の仮説を立てました。


「将来にわたる生活や仕事、あるいは人生に対して、

しっかりした見通しが持てないことが漠然とした不安の原因である」


そこで、相談者の同意を得てキャリア・デザインをすることにしました。


これまで来た道が、どのように「今」を創っているのか、

そして、「今」を基点に将来をどう生きていきたいのか、

これらを基に仕事すなわちキャリアを核にして人生のデザインをするのです。


キャリア・アンカー(自分の最も根幹をなすキャリア上の価値観等)は何か、

現実の世界でどのようにそのキャリア・アンカーを実現するのか、

そういうことをテストやインタビュー(聞き取り)で明らかにします。


このプロセスで不安がどう変化するのか、

或いは不安の特定に至るのか、

少し時間を掛けてやって行くことにしました。


仮説が正しければキャリア・デザインが描けたとき、

不安は解消し、今後の人生を自信をもってやっていけるでしょう。


なお、これらは金井壽宏先生のキャリア・デザインをベースにして行います。


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