2011年10月28日金曜日

キャリア・コンサルティング 薬膳講師




先日、薬膳講師を始めた方にキャリア・コンサルティングでお会いしました。

この方は以前、仕事や薬膳への興味などで職業相談をした人です。


現在は、国際薬膳食育師3級、ハーブコーディネーターの資格を有され、

福知山市で「薬膳キッチンぷらむ」を立ち上げておられます。

   
最初お会いしたとき、綺麗な人だと思いました。

しかし、彼女の次の言葉には驚きました。


「実は私、16キロ減量したのですよ」


あまりの事に思考が定まらないままお話をお伺いすると、

食事を改善することによって「減量に成功した」、

それも食材や調理、無理のない食事の仕方を心がけただけ、

とおっしゃいます。


実はこのことが薬膳に興味を持ったきっかけだったそうです。


私は、「なるほど、これはいける」と答えたように思います。


女性たちは、減量してキレイになりたい… リバウンドと闘いながらも、

美の追及に余念がありません。


最近は男性もメタボ対策に真剣です。


何回か、相談を重ねるうち、

ご自身はほんとうに薬膳に興味があることが明らかになりました。

そして薬膳を職業とするためのコンサルティングに進みました。


それからは薬膳の資格試験の勉強を始めながら、

薬膳を職業にするための課題達成、タイムスケジュールなど、

コンサルティングは順調に進んでいきました。


私が本年5月、今後のご成長を祈りつつ、

ジョブパークを退職するころには、

薬膳への具体的な取り組みが始まっていました。


先日、思いがけず福知山の本屋さんでばったりお会いしましたところ、

「いつか必ず会えると思っていました」と喜んでくれました。


知人、友人の主催する健康セミナーで薬膳の講師をすることになった、

と声を弾ませておられました。


そして今後、キャリア・コンサルティングを希望されました。


先週、お会いしたときには、

セミナーで薬膳講師として使った資料を拝見しました。

「寒体質と熱体質 体質チェックシート」などしっかりと資料が用意され、

薬膳に取り組まれる熱意が確認できました。


個人のお宅へ伺っての「ミニ出張教室」も始められているようですよ。

健康、体質改善・・・そして極めつけは減量に成功です!


ご興味があれば「薬膳キッチンぷらむ」0773-23-9108 にご連絡してみませんか。


2011年10月15日土曜日

柴栗



今日は兵庫県加東市の歯医者さんに行ってきました。

兵庫教育大学附属図書館に勤務していた頃にお世話になり、

先生の腕がとても良い上に治療態度が優しいので、

その後もずっと行っています。


さて、加東市からすぐのところに東条湖ランド(現在は「おもちゃ王国」)があり、

近くにミニ別荘地「湖水苑」があります。

当時、官舎のほかに身のほど知らず、ここの別荘を借りていました。


歯医者さんの帰りに不意に懐かしい気持ちになって湖水苑を回り道しました。






子どもを連れてよく遊んだ湖水です。









その近くの雑木林に柴栗があり、道路にいっぱい栗の実が落ちています。

思わず、その小さな栗を拾いました。




     子どもとは一緒ではありませんでしたが、

     一人で拾っている気がしないのが不思議でした・・・






柴栗は一週間、冷蔵庫に寝かせて澱粉を糖分に変え、

甘味を増やしてから栗ご飯にするつもりです。


2011年10月10日月曜日

黄金の波



連休、みなさんはいかがされましたか。

3日間とも気持ちの良い秋晴れ。

きっと連休を楽しまれたことと思います。


私は「電話相談」の研修があったのですが、

実家の伊予三島市(現 四国中央市)へ帰ってきました。


連休初日、穏やかな秋晴れ!

そこは軟弱なもんで・・・「研修などやっとれるか」

急遽、予定を変更して遊びに帰ったわけです。


高速道路は混んでいるようなので、

姫路まで地道を走りました。


途中、お米の刈り入れが盛んに行われていました。

黄金の波のなか、家族総出の作業です。



こころ和む風景です。

これらに出会えただけで研修をサボった甲斐がありました。


伊予三島市では親孝行になるのかなあ?、

老いた母親を別子銅山の下流、富郷(とみさと)渓谷に連れて行きました。


私が若いころは仕事でこの辺をジープで走り回っていたんですよ。


山あいに「藤原」という数十軒の村落があります。


車を降りて少し散歩しました。
















この村落の人はどのような思いで暮らしているのだろう。

息子や嫁、孫との生活は?

そんなことを考えていると、何かこみ上げてくるものがありました。



そこからの帰りがけ、近くに山ぐみがありました。



子どものころ、ぐみがとても好きでした。

私の子どもみんな、ぐみが好きです。


小さな赤い実を一粒、口に含みました。


少し渋みが残るほのかに甘い実。

数々の思い出がよぎって行きました。




こうして3日間、ほんとうに贅沢な時間を過ごすことができました。

2011年10月1日土曜日

金木犀



今夜は車で帰宅しました。

車を降りると不意に、頭上から甘い香りが降り注いできます。

金木犀です。


夕べも匂っていたはずなのに気づいていませんでした。


私が気づこうが気づかまいが、

金木犀は毎年、甘い香りを漂わせます。


はっとしました。


金木犀の香りにも気づかなかったように、

私に向けられる温かいまなざしや優しい気持ちにも、

あまり気づいて来なかったのではないか。


自分が要求するだけであって、

大切なものが見えなかったのではないか。


ちょっと感傷的になった私は、しばし金木犀の香りに包まれていました。