2011年6月17日金曜日

Kさん


少し前までキャリア・コンサルティングしたKさんから電話をいただきました。


弾んだ声です!


「今日、A社から内定の連絡がありました!真っ先に宮崎さんにご報告したかったです!」



思えば、Kさんと最初にお会いしたのは、昨年の12月でした。


「1年間ほどハローワークで就職活動していました」と訴えられます。

お話をお伺いすると、どうも就職活動のポイントがわからないようです。

そこで、就職について基本から考えていくことにしました。

自己理解から始めて、応募書類作成、面接対策など、

しっかりと取り組んでもらいました。


そして2月末ころまでに何社か応募されました。

辞退されたところもありますが、

なかなか採用が決まりません。

しかし、就職活動のスキルはしっかり身に付けられ、

後はどんどん挑戦するのみ、というレベルまでに達しておられました。


このころには私の役割は、共に喜び、共に悲しむ、

Kさんのお気持ちに共感し、就職へのモチベーションを支えていく、

そんなコンサルティングをすることでした。


そのころからKさん自身でも次々に応募されて行かれました。


5月連休明け、私がジョブパークを去る日、最後のお話をしました。

このときには最初にお会いしてから半年が経っていました。


「何故、この方が採用されないのだろう、

しかし、きっとKさんの良さを見つけてくれる会社があるはずである」

私にはそんな確信のようなものがありました。


一生懸命、ひたむき、正直、まじめなKさん、

それだけに感情も豊かでよく涙をこぼされたKさんでした。


「宮崎さんがジョブパークにいらっしゃる間に採用の報告をしたかったです」

Kさんはそう言ってくれました。

私に思わず熱いものが込み上げました。

コンサルタント冥利に尽きるとはこのことです。


そして今日、うれしい報告がありました。

私も大いにはしゃいでいただろうと思います。


良かった、ほんとうに良かった。

よく頑張ったね、Kさん。

就職活動で苦労して得たことを今後、仕事に生かしてくださいね!

約束ですよ。


0 件のコメント: