
少し前までキャリア・コンサルティングしたKさんから電話をいただきました。
弾んだ声です!
「今日、A社から内定の連絡がありました!真っ先に宮崎さんにご報告したかったです!」
思えば、Kさんと最初にお会いしたのは、昨年の12月でした。
「1年間ほどハローワークで就職活動していました」と訴えられます。
お話をお伺いすると、どうも就職活動のポイントがわからないようです。
そこで、就職について基本から考えていくことにしました。
自己理解から始めて、応募書類作成、面接対策など、
しっかりと取り組んでもらいました。
そして2月末ころまでに何社か応募されました。
辞退されたところもありますが、
なかなか採用が決まりません。
しかし、就職活動のスキルはしっかり身に付けられ、
後はどんどん挑戦するのみ、というレベルまでに達しておられました。
このころには私の役割は、共に喜び、共に悲しむ、
Kさんのお気持ちに共感し、就職へのモチベーションを支えていく、
そんなコンサルティングをすることでした。
そのころからKさん自身でも次々に応募されて行かれました。
5月連休明け、私がジョブパークを去る日、最後のお話をしました。
このときには最初にお会いしてから半年が経っていました。
「何故、この方が採用されないのだろう、
しかし、きっとKさんの良さを見つけてくれる会社があるはずである」
私にはそんな確信のようなものがありました。
一生懸命、ひたむき、正直、まじめなKさん、
それだけに感情も豊かでよく涙をこぼされたKさんでした。
「宮崎さんがジョブパークにいらっしゃる間に採用の報告をしたかったです」
Kさんはそう言ってくれました。
私に思わず熱いものが込み上げました。
コンサルタント冥利に尽きるとはこのことです。
そして今日、うれしい報告がありました。
私も大いにはしゃいでいただろうと思います。
良かった、ほんとうに良かった。
よく頑張ったね、Kさん。
就職活動で苦労して得たことを今後、仕事に生かしてくださいね!
約束ですよ。
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