2009年2月26日木曜日

【ちょっとティータイム】 汽車の窓 

再就職セミナーの仕事で、
丹後峰山に行ってきました。

丹後方面へは車を使うのですが、
今回は電車でした。

車窓に丹後ののどかな景色が流れ、
郷愁に誘われます。

ふと、気づきました。

小さいころ、汽車の窓にはりついて、
流れる景色に胸を高鳴らせていたなあ・・・

あれから50年も経つんですね。

でも、丹後半島を旅する車窓からは、
あのときの感動は蘇って来ません。

何か、大事なものを失ったように感じて、
ちょっと寂しくなっていました。

そのうち、幼い子どもを連れた夫婦が乗りこんできました。

その子は席に着くやいなや、窓にはりつきました。
目を見張りながら流れる景色に見入っています。

おお!あのときの私だ!

夫婦はにこやかに子どもを見ています。

そうだ、子どものころの感動は、
こうして世代を越えて引き継がれているんだ。

私の子どもがそうしたときも、
この夫婦のように私も子どもを見ていたんだった。

 ♪今は山中 今は浜 
  ♪ 今は鉄橋渡るぞと・・・

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