2008年6月27日金曜日

オトコのコミュニケーション塾② モテるお父さん

親子のコミュニケーションで
子どもがお父さんに求めるものは?

楽しい関わりでしょうね。
その中心になるのは“おしゃべり”ではないでしょうか。

そこのお父さん! あなたのことです!
今日はあなたに特別サービスしましょう。
モテるお父さんになるための“おしゃべり”のツボを伝授します。

子どもが喋り始めたら“1分間は黙ってうなずく!”
これが“おしゃべり”のツボなのです。

「何だ! そんなことか、ふざけるな」とお怒り?のお父さん。
1分間だけ、私に時間をください。

試しに、“1分間は黙ってうなずく!”練習をしてみましょう。
時間を測るためのタイマー等を用意してください。
 ①“おしゃべり”でうなずく場面を想定してください。
 ②大きく息を吸い込んで止めてください。
 ③タイムを計りながら仮想した場面でうなずいてみてください。
 ④1分間経過するまでうなずき続けてください。
いかがでしたか? 1分間は長く感じられたのではないでしょうか。
この1分間を体感していただいたのは、
子どものお喋りを“息を飲んで真剣に聞く”、
つまり、“1分間は黙ってうなずく!”という時間感覚を知ってほしかったからです。

子どもは、胸の中に渦巻く感情、気持ちを知ってほしくて喋ります。
あれこれ、いっぱい喋ってきます。
これをうなずきながら聞いてやるだけで子どもはうれしくてたまりません。
お父さんは分かってくれている、自分を認めてくれている、
そんな風に感じるのでしょうね。
子どもの目が輝いているので分かると思います。

その時、気持ちが通い合う“おしゃべり”、
ラポールコミュニケーションの世界が開けているのです。

ほとんどの場合、これだけでいいのです。
“おしゃべり”がモテるお父さんに変身させます。

もちろん、お父さんは子どもの養育者ですから、
生きるために必要な社会性を身に付けさせなければなりません。
そのために子どもとのコミュニケーションは、
どうしても教え聞かすというスタイルになりがちですね。

でも、子どもにはもっともっと大切なことがあるのではないでしょうか。
それは、お父さんと楽しい時間を持つことだと思います。
“生きることが楽しい”、そう実感させてやれれば良いですね。
そう実感すれば、自分の存在や自分の命、自分に関わるこの世界を肯定的に捉えられるようになるでしょう。
そして自分を信じて自己成長して行けるのです。
こうした子には親が教え聞かさなければならない場面はそう多くないように思います。

子どもが喋り始めたら“1分間は黙ってうなずく!”
こんな簡単なことで子どもは変わり、
あなたはモテるお父さんに変身すること請け合いで~す!

余談ですが・・・、このツボは奥さんにも有効と思いますよ、試してみたら?

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